虎の巻 オマケ

■本当の意味で「話し合う」ことは難しいことです
みなさん、学校のクラスなどで「話し合う」機会はたくさんあると思いますが、こんなこと、よく起こっていませんか?
先生が発言を求めるが、誰も発言しない。Aさんがあてられて何か意見を言う。すると、他の人もそれがいいと賛成し、その意見に決まる。でも、誰もそれがいいと本音では思ってないので、決まったことを守らない。だから結局は進まない・・・。
同じようなことをブラストビートでしていても意味ないですよね?

ブラストビートは、自分がチャレンジしようと手を挙げて参加したプログラムです。他の人がどうするか、気になるとは思いますが、折角なので、いつもの自分とは違うことにチャレンジしましょう!

・まず、自分の感じていることを、うまい言葉にできなくてもいいので、積極的に表現しましょう!
・その上で、チームメンバーの言葉に耳を傾け、「言葉の奥にある思い」を理解する努力をしてみてください。感じるものはあるはずです。
・簡単にいいね!とか賛成するのではなく、むしろ、どこが違うのか、はっきりさせるのが話し合いです。
・おたがいの意見の違いと、良いところ、良くないところをはっきりさせることで、その中で一番いい意見を選ぶことができるようになります。
・そして、決める。
・決めたら、たとえ自分の考えと違うところがあっても、全員がそれを大事にして、決めたことを全員が自発的に進めていくことで、チームとしての仕事が進んでいきます。

みんなが納得できるように決める、決めたことは自発的に進める、それができなければ、本当の意味で「話し合った」ことにはなりません。

■上手に人を頼り、教えてもらいましょう!
もちろん、自分で調べる努力は大事です。検索すればわかるようなことは、自分で調べましょう。いい勉強になります。
ただ、技術的なこととか、専門家に聞いた方がいいことも数多くあります。
実社会でも、仕事がデキる人は、何でも自分でやってしまう訳ではなく、何は誰に尋ねればいいか知っていたり、必要な時に頼れる人脈を持っていたりするものです。
自分ががんばるのは当然として、仕事を効率的に進めるために、他人の知恵を借りることも上手にできるようになりましょう。
「受援力」という言葉を知っていますか?
周りの人に「助けて」と言える力のことです。とても大事です。

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