活動の歩み

アイルランド発、4カ国に広がったブラストビート

2003年、ブラストビートを始めたのは、アイルランドの社会起業家、ロバート・スティーブンソン。その後、イギリス、アメリカ、南アフリカへ広がり、イギリスでは公費による助成を受けるほどの教育的効果を認められています。

2009年、日本で立ち上げへ

2009年7月15日、NHK番組「Changemaker」でブラストビートが紹介され、代表の松浦など、関心を持った人たちが動き始めたのがすべての始まり。
8月、創業者ロバートが来日、有志が集まり始めました。
11月から、初めてのプログラムや、初めてのイベントが行われました。
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2010年、初のライブ開催、地方や国際的プログラムも展開

3月には、ブラストビートとして初となるライブを大学生などのチームが開催。児童養護施設の子どもたちを支援するNPO「3keys」に寄付できる利益も11万円以上確保できました。
その後、国連UNHCR協会と協力した難民支援のプログラム、国際交流基金と韓国の社会的企業ノリダン(希望庁)と共催した「日韓ブラストビート」に挑戦。
高校での初のプログラムとなった星槎高校、愛知、京都、沖縄でもライブが開催されました。
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2011年、大震災支援のライブ、プログラム数が急増

3月11日の東日本大震災の後、ライブ企画を練り直し、5月と6月に大学生などのチームがライブを開催。
その後、東京では7チームが同時進行でプログラムに挑戦しました。
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2012年、13チームが同時進行に

首都圏では、杉並区と共催したチームも含めて11チームが活動。福島(郡山)でも活動が始まり、京都・大阪では前年からの活動が続きました。
さらに、12月にも4チームが始動。年2回のプログラムを行う体制を整えました。
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2013年、宮城・石巻、金沢、福岡でも初開催

首都圏では、春期に6チーム、秋期に4チームが活動。前年に続いて年2回のプログラムを実施しました。この他、ベネズエラでクラシック楽団の運営を通じて若者を支援するエル・システマ、NGOピースボート、高校生団体Hot Japan Projectと協力した特別なプログラムもありました。
さらに、金沢、宮城・石巻、福岡で初めて開催。福島・郡山と沖縄では2回目のプログラムが始まりました。
関西では、秋期に2チームが誕生、首都圏以外で初めて、複数のチームが同時並行で活動しました。
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2014年、プログラムを重ねる地域が増加

首都圏では、春期に2チーム、秋期に2チームが活動、年2回のプログラム実施を続けました。
沖縄と福島・郡山では3回目となるプログラム、金沢では2回目のプログラムが活動。茨城・水戸では初のプログラムが動き始めました。
また、3月末に「大・同窓会」を開催して歴代のメンバー・メンターに参加を呼び掛け、10月に「5周年」イベントを開催しました。
初めての取り組みとして、「高校生インターンシップ」を夏に実施、高校生7人が参加しました。
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2015年

前年11月にスタートしたチームのひとつが2月にライブを開催。金沢で2回目となるチームも2月のバレンタインデーにあわせたライブを開催しました。6月に首都圏で2チームがキックオフ、9月と11月にそれぞれライブを開催しました。
また、キャリア教育のワークショップを都立武蔵高校で5クラス同時に行うなど、都内の高校での活動規模が広がりました。
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2016年

3月に同窓会イベントを開催。
7月にキックオフし、首都圏で2チームが活動。
キャリア教育のワークショップは、前年に続いて依頼を受ける高校が増え、都内の計9校で実施しました。
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2017年

6月にキックオフし、首都圏で2チームが活動。9月と10月にライブを開催。
12月に冬期のプログラムが始まり、東京と群馬の2チームが活動開始しました。
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2018年

3月、ブラストビート初の群馬での開催となるライブを高崎市内で開催。もうひとつの女性4人で作るチームは「音楽×育児」をテーマに都内の公共施設で開催。
3月31日と4月1日に、プログラム経験者の同窓会とNPO法人の総会を開催。
6月、夏期のプログラムがキックオフし、首都圏で3チームが活動開始。3チームとも9月上旬に都内でライブを開催しました。
11月、冬期プログラムは首都圏の3チームで始まりました。
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2019年

2月、3月、4月と、高校生と大学生で作る3チームが東京都内でライブを開催。
4月21日、ライブを終えたメンバーとメンターなどで打ち上げ、あわせてNPO法人としての総会を開催。
6月、夏期のプログラムが首都圏の4チームでキックオフし、4チームとも9月に東京都内でライブを開催しました。
11月24日、冬期プログラムがキックオフ、首都圏の3チームで活動開始。
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2020年、コロナ禍でオンライン開催に初挑戦

2月、高校生と大学生で作る2チームが東京都内でライブを開催。
5月、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、プログラムを全面的にオンラインで実施することを決定。6月28日、初のオンラインでのキックオフ。
10月4日、2チームがオンライン・ライブを開催。1チームは熊本のライブハウスと結んで開催し、7月の熊本豪雨で被害を受けた音楽ホールに寄付。もう1チームは、オンラインの屋台村のイメージで12組もの多彩なアーティストが出演し、ユニセフに寄付しました。
冬期プログラムもオンラインで開催することを決め、11月29日にキックオフ、3チームが2期目となるオンラインでの活動を開始。
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2021年、オンラインでの実施が続く

3月14日、高校生と大学生で作る2チームがライブを同日開催。1チームは横浜、大阪、愛媛・松山の道後温泉を結んで企画、音楽産業を支援する基金に寄付。もう1チームは音楽に加え、ダンス、切り絵、ライブペインティングがコラボ、オリジナル楽曲も制作。仙台の学生団体に寄付しました。4月2日、3チーム目が「原点」と「将来の夢」をテーマにアンケートを行ってMVを制作、発達障がいのある子どもたち向けに音楽教室を開くNPOに寄付しました。
夏期もオンラインで6月13日にキックオフし、3チームが活動を開始。
9月12日、高校生と大学生のチームが音楽療法を紹介するライブを開催し、音楽療法の普及に取り組む団体に寄付。
12月5日、オンラインでは4回目となるプログラムをキックオフ。
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2022年、オンラインでの活動を継続、冬期からリアル開催を再開

3月、高校生と大学生の3チームがそれぞれオンラインイベントを開催。3月5日は、「小説を読むような音楽ライブ」を開催、子どもオーケストラなどを支援する一般社団法人エル・システマジャパンに寄付。翌週12日は、「失恋ライブ・想いを叫んだら思い出になった件」を開催、音楽業界を支援する基金「Music Cross Aid」に寄付。翌13日は、コロナの影響を受けた学生向けに「CHAKKA for YOU~あなたの勇気に火をつける~」という理念を掲げて開催、「10代の孤立」に取り組む認定NPO法人D×Pに寄付しました。
夏期もオンライン開催を目指して6月12日に4チームがキックオフ。9月10日、高校生と大学生のチームが「色×感情×音楽をコンセプトにあなたの中の4色の感情を引き出す」をテーマに開催。子どもに放課後プログラムを提供するThe Clubroomsに寄付。10月30日に、高校生と大学生のチームが「もう一回青春しよう」というテーマで開催。子どもに本物の音楽を届ける活動をしている「NPOみんなのことば」に寄付しました。
冬期は、3年ぶりにライブハウスなどでのリアルのイベント開催を再開することを決め、オンラインでのイベント開催を1チームが目指し、3チームがリアルでのイベント開催を目指し、12月4日にキックオフしました。
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2023年、ライブハウスなどでのイベントを再開、オンラインライブと並行

1月15日、2月12日にそれぞれプレゼン大会を開催。4チームが準備中のイベント企画やフライヤーデザインなどを発表しました。

3月4日、高校生と大学生6人のチーム「Arcoiris」がオンラインライブ「1080億人のMusicCalendar ~転生したら巻物だった件~」を開催。クラシックや和楽器から、ラテン、K-POPまで「音楽史」を遡り、有名アーティストを含む10組以上のアーティストや楽団、高校・大学の吹奏楽部などの協力を得て、当日とアーカイブ配信で78人を集客。NPO法人コモンビートに50,250円を寄付しました。

3月12日、高校生と大学生7人のチーム「7xS(セブンズ)」がブラストビートとしては3年ぶりとなるリアルなライブを、東京・江古田のライブハウスで開催。学校をイメージして会場を飾りつけ、「青春恋愛小説×音楽」をテーマにメンバー自作の物語を紹介、同世代のバンド3組が出演しました。21人を集客。認定NPO法人D×Pに2,277円を寄付しました。

同じく3月12日、高校生と大学生5人のチーム「Three Chord.」が「コロナ禍で奪われた青春への”衝動”の解放」「入学、卒業、就職など転機に立つ人が、未来へ一歩踏み出せるきっかけをつくる」というコンセプトを掲げ、東京・渋谷のライブハウスで「青春ノスタルジア」を開催。TVアニメのエンディング曲が話題を呼んだ人気シンガーなど4組が出演し、会場とオンライン配信で合計292人を集客。日比谷音楽祭を開催するためのクラウドファンディングに参加する形で支援しました。

翌3月13日、高校生と大学生6人のチーム「スマイル工房」が「五感で楽しむ!?音楽×アートチャリティーライブ」を東京・東新宿のライブハウスで開催。オランダ出身アーティストのギターにあわせ、ライブペインティングを実演。ミャンマーと日本にルーツを持つ姉妹のシンガーなどが出演し、58人を集客。認定NPO法人桜ライン311に44,323円を寄付しました。

6月11日、高校生と大学生の4チームがキックオフ、夏期プログラムが始まりました。

7月23日、8月20日にそれぞれプレゼン大会を開催。4チームが準備中のイベント企画やフライヤーデザインなどを発表しました。

9月17日、高校生と大学生のチーム「Mains」が「平成GAL」と題したイベントを東京・池袋のライブハウスで開催。自分の人生の主人公として、わたしの「好き」に素直に生きていきたい!平成にタイムスリップして「ギャルマインド」を感じる曲を届けますとアピールしました。18人を集客、国際NGOプラン・インターナショナルに5,050円を寄付しました。

同時期に活動したチーム「Lien」「Avocado」は残念ながらイベント開催は中止になりました。

10月15日、高校生と大学生のチーム「無限色」が高校生と大学生の4チームがキックオフ、夏期プログラムが始まりました。「音楽ライブ×物語」をテーマに、同世代の若者が一歩踏み出すきっかけになるイベントを企画。迫力のある声劇を盛り込んだイベントを東京・東新宿のライブハウスで開催。35人を集客、認定NPO法人カタリバに3,495円を寄付しました。

12月3日、高校生と大学生の4チームがキックオフ、冬期プログラムが始まりました。

2024年、全チームがリアルのイベントに

2023年冬期に参加した4チームはいずれもライブハウスなどでのイベント開催を目指す方針になり、1月7日、2月4日にプレゼン大会を開催。準備中のイベント企画やフライヤーデザインなどを発表しました。

3月8日、高校生と大学生のチーム「ChillJelly」が「Chill x Diversity」をテーマにしたライブを四谷のライブハウスで開催。アメリカ、中国、日本のアーティストが出演する国際色豊かなイベントになりました。40人を集客、6,734円を認定NPO法人AAR Japan(難民を助ける会)の能登半島地震支援に寄付しました。

3月9日、高校生と大学生のチーム「ふりかえってクオッカ」が、新たに「推し」になるアーティストと出会えるイベントをと「New Favorite」と名付けたライブを企画、下北沢のライブハウスで開催しました。53人を集客、8,799円を「ボラサポ・令和6年能登半島地震(石川県 赤い羽根共同募金)」に寄付しました。

同時期に活動したチーム「Rabbt」は残念ながらイベント開催は中止になりました。

3月23日、高校生と大学生のチーム「Canvas」が江古田(東京都練馬区)のライブハウスでイベント開催。新学期や新生活を間近に迎える人たちに新しい人・音楽と出会う機会を提供したいと「New Connecting Night」を企画しました。25人を集客、29,475円を認定NPO法人D×Pに寄付しました。

2023年夏期は、6月9日キックオフを目指して参加者を募集します。

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